社会保険労務士の仕事の魅力

社会保険労務士の魅力

 

社会保険労務士は国家資格であり、その合格率は8%を下回るほどの難関といえます。社会保険労務士試験に合格するハードルは高いのですが、資格試験のここ数年の受験者数、取得者数が増加傾向にあるのは何故でしょうか。

 

その魅力として挙げられるのは次のようなことが考えられます。
・就職や転職に有利となる。
・会社勤務でも開業のどちらでも働ける仕事である。
・労務管理や年金などの知識は、自分自身のライフプランにも役立つ。

 

今現在の仕事が忙しくても、試験合格の難易度が高くても、それでも専門性の高いこの社会保険労務士試験に挑戦する人は増えています。
自分が他とは違う「手に職」的なものを持って有利になりたいということも理由のひとつでしょう。

 

実際に「出産・育児」などでしばらく仕事から離れていた女性でも、また働けるようになった際に、この社会保険労務士資格のお陰で就職できたとか、勤務していた会社でのリストラ対策になったというような話を聞きます。

 

労働社会保険に関する業務を外部委託する企業が中小企業に限らず多くなっています。
ですから、企業に社労士として勤務する以外にも、社労士事務所に入るとか、開業するなどといった選択肢もあるわけです。

 

開業する場合に、開業資金を多くは必要としない点などもまた魅力的といえるでしょう。
但し、資格さえ取れば収入は増えていくかというとそうではなく、実務経験や営業努力など必要なことがかなりあることは覚悟しておくべきです。

 

仕事とは別に、昨今の年金問題なども含めて、知っておくと自分自身や回りの人を助けられる役に立つ知識となるでしょう。
そういった意味でも注目されているのが社会保険労務士資格といえます。