社会保険労務士の仕事の魅力

社会保険労務士のニーズ

 

社会保険労務士の資格を取得するについて、職業としてのニーズは気になるところです。まずこの仕事は、事業主が加入する労働社会保険に関わる業務を専門的に扱うことのできる資格となります。

 

企業側にとっても従業員側にとっても、昨今の不況は労働環境の複雑化を招いてそこから派生するトラブルも多くなり、社会保険労務士の必要性は高くなっています。

 

正社員で働く以外にも、派遣社員として働く、パートタイマーとして働くなどその雇用の形はさまざまになってきている状態が労務管理を複雑化しているといえるでしょう。
法令の遵守のためにも専門資格をもつ社社会保険労務士が求められることが多く、今後とも減っていくことはないだろうと予想されます。

 

また社会保険庁の国民年金未納についての個人情報が漏洩したかと疑われたり、政治家の年金未納問題などがやり玉に上がったり、多くの国民の関心を引くニュースが多くなりました。
そのあたりからこの社会保険労務士資格を受験する人が増えだしたといわれています。
ひとりひとりの年金受け取りの確認や、年金の請求代行などについてもニーズは多いでしょう。

 

また、労使トラブルのセクハラ、パワハラなどの「ハラスメント(嫌がらせ)対策」のニーズも多い状況です。
長引く不況や少子高齢化社会などの問題も相まって、今後とも社会保険労務士の需要は高まる傾向にあるとみてよく、ただ漠然と受験するのではなく、自分は資格取得後はどの部分を専門的に扱うかなどについて考えておくことも大切でしょう。